Secondary School attached to the Faculty of Education, the University of Tokyo

【行事報告】2022年度 前期生徒総会

2022年5月2日(月)に、生徒会の最大の議決機関となる生徒総会が開かれました。

今回もオンラインでの開催(各教室より参加)となりました。議題は、今年度の予算案についてでした。

以下、昨年度までの総務委員会から名称が変更となった代議員会議長からのことばです。

東大附属のHPをご覧の皆様、こんにちは!

2022年度代議員議長の宇野木大河です。

今回は5月2日に開催された2022前期生徒総会の概要についてお知らせしたいと思います。

まず、前期生徒総会では一体何をしているのか?「いつもいつも面倒くさい」「資源の無駄だ!」なんて思う人もいるでしょう。(これは東大附属の生徒だけでなく、高校生なら誰もが思ってしまうことだとは思いますが)しかし、前期生徒総会では、「この学校がこの1年でこのようにお金を使っていく予定です。」という宣言をする場なので、これなしには1年間のお金の動きを決めることが出来ないのです。

東大附属の生徒の方は毎年6000円、入学時には7000円(年会費6000円+入会費1000円)の会費を学校に支払っています。つまり、この場で扱う学校のお金はあなた達(私含む)から徴収したモノということです。ここまで言えば前期生徒総会を聞かないことの恐ろしさが分かるでしょう。前期生徒総会をテキトーに聞いていると、私のようなある程度権力のある人達で徒党を組み、「銀杏祭開会式部門に200万円‼」のような暴挙にでることが出来てしまうのです。

 さて、前期生徒総会の重要性を理解して頂いた上で、本題である「2022前期生徒総会」の概要をお伝えします。予算案については例年通り、東大附属の収入と、各局や委員会の今後の支出についての議決を取りました。(私の例年通りにはコロナによってZoom開催の意が含まれてしまっています。)例年と違うのは、新設部署の紹介をした点です。今年度から東大附属には新たに「芸術祭実行委員会」と「文化行事実行委員会」が新設されました。これらの委員会の動きをしている機関は昨年も存在しましたが、今年度から晴れて委員会となり、予算を申請できるようになったのです。特に芸術祭実行委員会においては今年度、生徒会に予算を申請していたので、これからの働きに期待したいです。

 そして、次に代議員会が働く三者協議会についても軽く紹介したいと思います。三者協議会は生徒・先生・保護者の役柄の異なる人々が東大附属の問題点について話し合う、珍しい行事です。今年話し合う内容はまだ決まっていないので、何か話し合ってほしい問題点がある方はぜひ教えて下さい!お待ちしています!

 それでは、今年度の前期生徒総会の概要をお伝え出来たので、私はこれで失礼したいと思います。ここまで読んでくれた皆様、ありがとうございました!東大附属のことを知りたい方はぜひ生徒会の方に足を運んでみて下さい。

東京大学教育学部附属中等教育学校 73回生 宇野木 大河