Secondary School attached to the Faculty of Education, the University of Tokyo
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沿革
2022年1月6日
2023年2月22日
本校の前身である東京高等学校尋常科は、1921(大正10)年11月に7年制高等学校(尋常科4年、高等科3年)として発足し、神田の旧外国語学校跡を仮校舎としましたが、1923(大正12)年11月、中野の新校舎(現在地)に移転しました。1946(昭和21)年尋常科の生徒を募集しましたが、翌年には学制改革のため募集を停止しました。
1948(昭和23)年度
5月/
東京大学は附属学校開設の予定で旧制東京高等学校尋常科1・2年を募集、在校する3年生と合わせて新制中学校を編成する。30日の入学式をもって、附属学校の実質的発足となる。
東京高等学校長に峰尾都治、校長代理に東京大学文学部教授・海後宗臣が任命される。
1949(昭和24)年度
4月/
中学校1年男子80名、女子40名の男女共学が始まる。入学者は公開抽選による。学年進行により新制高等学校が発足し、中高一貫の形態が始まる。
6月/
学制改革に伴い、東京高等学校が東京大学に包括され、東京大学東京高等学校となる。学校長に東京大学経済学部教授・矢内原忠雄、校長代理に海後宗臣が任命される。
11月/
第1回文化祭を行う。
1950(昭和25)年度
4月/
東京大学に教育学部が開設される。学校長に教育学部長・高木貞二が併任となる。中学校1年男子40名、女子40名の2学級編成となる。
徽章、女子通学服が制定される。
9月/
東高時報(生徒会誌)第1号を発行する。
10月/
第1回運動会を行う。
12月/
第1回スキー教室を行う。
1951(昭和26)年度
4月/
国立学校設置法の改正により、東京大学教育学部附属中学校・高等学校となる。
6月/
学校長に東京大学教育学部教授・岩下富蔵が任命される。
7月/
東京大学学生の教育実習が始まる。(7月と9月の2回)
3月/
附属高校第1回卒業式を行う。
1952(昭和27)年度
4月/
中学1年男子60名、女子60名の3学級編成となる。
7月/
第1回音楽会を行う。
1953(昭和28)年度
4月/
中学1年双生児男子10組、女子10組を募集、入学させる。高校1年学級増のため1学級分(男女各20名)を募集する。
7月/
中学1年の野尻湖集団生活が始まる。
* /
学生歌「若い力」
ができる。 (*印は月が不明のもの)
1954(昭和29)年度
5月/
英語教育研究大会を本校で開催する。
3月/
校旗を制定する。
* /
図書館を改築する。
1955(昭和30)年度
4月/
高校への自動的進級の改定を行い、学年の10%以内を進学不許可とし、補欠募集を行う。
一般児の募集区域が、中野、渋谷、杉並、新宿と世田谷の一部となる。
7月/
芸術科発表会(従来の音楽会のほかに美術、工芸、書道の作品展示)を行う。
10月/
学校長に東京大学教育学部教授・細谷俊夫が任命される。
1956(昭和31)年度
9月/
9月と10月に教育実習を行う。
1957(昭和32)年度
* /
東京大学が定年制を施行する。
1958(昭和33)年度
4月/
本校に教頭制ができる。
生徒心得を成文化する。
5月/
本校創立10周年記念式典(30日・安田講堂)、祝賀会(31日・附属学校)を行う。
記念歌ができる。
10月/
本校創立10周年記念研究大会を開催する。
11月/
学校長に東京大学教育学部教授・沢田慶輔が任命される。
1959(昭和34)年度
4月/
生徒手帳を発行する。
9月/
中学校で定期考査を実施する。
11月/
中学校研究協議会(5日 社、理、職家)を本校で開催する。
全附連高校部会主催「第1回高等学校教育研究大会」を本校で開催する。
1960(昭和35)年度
4月/
NHKの学校放送の研究委嘱校(S35・S36年度)となる。
10月/
文化祭を銀杏祭と改称する。
11月/
中学校研究協議会(11日 社、理、保体、英)を本校で開催する。
英語科が語学教育研究所よりパーマー賞を授与される。
1961(昭和36)年度
11月/
学校長に東京大学教育学部教授・宮坂哲文が任命される。
1962(昭和37)年度
4月/
中学校入学記念植樹を行う。
10月/
東京大学海洋研究所用地として校地(約10,000㎡)を分譲する。
* /
集会所を開設する。
1963(昭和38)年度
4月/
中高一貫教育を始める。
生徒募集区域を東京都内で通学約1時間以内とする。
入学者選抜方法を改定する。(筆答試験・公開抽選・面接の順)
教頭に本校教諭・栗山亀蔵が任命される。
3月/
体育館兼講堂落成式(2日)を行う。
* /
運動場・テニス・バレーコートを移設する。
1964(昭和39)年度
6月/
教育実習の時期を6・7月と9月にする。
11月/
学校長に東京大学教育学部教授・三木安正が任命される。
1965(昭和40)年度
4月/
始業時間を年間8時30分とする。男子の帽子の着用を自由とする。
5月/
運動会を体育祭と改称する。
8月/
中学2年の集団生活(草津2泊)を始める。
12月/
校舎改修工事を行う。
3月/
LL
教室が完成する。
1966(昭和41)年度
4月/
高校の補欠募集を中止し、2-2-2制を採用する。
「特別学習」を開始する。
6月/
中学3年の修学旅行が最終回(東北2泊半)となる。
9月/
ティーチング・マシン1台を設置し、実験を始める。
3月/
中学2年のファイナルコースを始める。
1967(昭和42)年度
7月/
中学3年の磐梯集団生活(2泊)を始める。
1968(昭和43)年度
5月/
本校創立20周年記念式典を行い、記念論集を刊行する。
8月/
学校長に東京大学教育学部教授・大田 堯が任命される。
3月/
高校1年のファイナルコースを始める。
技術科教室を新築する。
1969(昭和44)年度
10月/
全附連高校部会主催の第11回高等学校教育研究大会を本校で開催する。
1970(昭和45)年度
7月/
高校1年の尾瀬集団生活(3泊)を始める。
1971(昭和46)年度
4月/
生徒募集区域を通学1時間以内とする。学校長に東京大学教育学部教授・東 洋が任命される。
7月/
中学2年の集団生活を八ケ岳(2泊)に変更する。
1972(昭和47)年度
4月/
特別学習の対象を中学3年・高校1年とする。高校生徒の制服を自由とする。
1973(昭和48)年度
3月/
視聴覚教室が完成する。
1974(昭和49)年度
4月/
学校長に東京大学教育学部教授・佐治守夫が任命される。
2月/
入学検査の面接を廃止する。
1975(昭和50)年度
7月/
中学2年の集団生活を奥日光(2泊)に変更する。
1976(昭和51)年度
* /
運動場を改修、芝生にする。
1977(昭和52)年度
4月/
生徒募集区域を17区5市とする。学校長に東京大学教育学部教授・江橋慎四郎が任命される。
7月/
中学2年の集団生活を那須高原(2泊)に変更する。高校1年の集団生活を磐梯(3泊)に変更する。
3月/
高校1年の修学旅行が最終回(西日本3泊)となる。
1978(昭和53)年度
5月/
本校創立30周年記念式典(27日)を行い、記念誌および記念論集、記念出版『双生児-500組の成長記録から』(日本放送出版協会)を刊行する。
7月/
高校2年の集団生活を尾瀬(3泊)に変更する。
1979(昭和54)年度
10月/
第21回全国国立大学附属学校連盟高等学校部会高等学校教育研究会を本校で開催する。
1980(昭和55)年度
4月/
学校長に東京大学教育学部教授・柴田義松が任命される。
1月/
入学者選抜方法を改定し、抽選後に学力検査を行う。(36回生)
1981(昭和56)年度
6月/
同窓会30周年記念式典が行われる。
1982(昭和57)年度
4月/
文部省より「中学校および高等学校における教育の連携を深める教育課程」の研究開発学校の委嘱をうける。(S57、S58、S59年度)
2月/
新校舎改築工事を始める。
1983(昭和58)年度
4月/
高校2年に「卒業研究」を課する。
3月/
新校舎竣工披露式典(23日)および祝賀会(24日)を行い、建築のしおりおよび記念論集を発行する。
記念歌『新しい世紀は近い』ができる。
1984(昭和59)年度
4月/
学校長に東京大学教育学部教授・牧 柾名が任命される。
5月/
グラウンド整備中のため、体育祭を大井競技場で行う。
12月/
運動場(トラック、野球場、テニスコート、バレーコート)が竣工する。
3月/
プールおよび附属施設が竣工する。LL教室が完成する。
1985(昭和60)年度
5月/
グラウンド保護のため、体育祭が武蔵野競技場で行われる。
7月/
高校1年・2年の集団生活を、各学年3コースの宿泊研修(3泊)とする。
1986(昭和61)年度
12月/
体育館フロアを改修する。
1987(昭和62)年度
4月/
学校長に東京大学教育学部教授・寺﨑昌男が任命される。
1988(昭和63)年度
5月/
附属学校創立40周年記念式典(28日)を行い、記念誌および記念論集を刊行する。
1989(平成元)年度
7月/
中学3年の集団生活(会津生活3泊)を始める。
10月/
体育館ステージを改修する。第31回全国国立大学附属学校連盟高等学校部会教育研究会を本校で開催する。
1990(平成2)年度
4月/
学校長に東京大学教育学部教授・稲垣忠彦が任命される。
1991(平成3)年度
7月/
寮修理のため中学1年集団生活が霧ケ峰で行われる。
10月/
同窓会40周年記念式典を行う。
1992(平成4)年度
4月/
学校長に東京大学教育学部教授・浦野東洋一が任命される。
7月/
中学1年の集団生活が野尻で行われる。
1993(平成5)年度
1月/
マルチメディア教室が完成する。
3月/
運動場等を全面改修(人工芝)する。
12月/
『教育のある風景』(東京書籍)を刊行する。
1994(平成6)年度
7月/
中学1年の集団生活を大島に変更する。公開研究会の前身である第1回教育研究ワークショップを開催する(1999年度まで)
1995(平成7)年度
3月/
『ビバ!ツインズ-ふたごの親へのメッセージ』(東京書籍)を刊行する。
4月/
学校長に東京大学教育学部教授・大村彰道が任命される。
1996(平成8)年度
3月/
ネットワーク設備工事(UT-ne 22への接続)が完了する。
1997(平成9)年度
4月/
学校臨床総合教育研究センター分室の工事が完了する。
9月/
生徒募集区域を23区2市とする。
1998(平成10)年度
4月/
学校長に東京大学教育学部教授・小川正人が任命される。
5月/
附属学校創立50周年記念式典(30日)を行い、記念誌および記念論集、記念出版『中高一貫教育1/2世紀-学校の可能性への挑戦』(東京書籍)を刊行する。
9月/
東京大学教育学研究科・教育学部学校臨床総合教育研究センター分室(ほっとルーム)を開室する。
1999(平成11)年度
7月/
中等教育学校への移行を準備するために、宿泊研究合宿を行う。(南青山会館)太陽光発電設備が完成する。
10月/
中等教育学校への移行に関して保護者向け、及び受検生向けの説明会を行う。第41回全国国立大学附属学校連盟高等学校部会教育研究会を本校で開催する。
12月,2月/
新制度による入学者選抜を行う。
入学者選抜(推薦):作文・面接、入学者選抜(一般):作文・適性検査・実技
2000(平成12)年度
4月/
東京大学教育学部附属中等教育学校に移行する。学校長に東京大学教育学部教授・浦野東洋一が任命される。
文部省より「中等教育学校において、多様な生徒の実態に対応しながら、その教育内容の一貫性、継続性を深め、前期課程と後期課程との教育の連携を図る教育課程の柔軟な研究開発を行う」研究開発の委嘱をうける。(H12、H13、H14年度)
特別学習を3・4年課題別学習に改称する。
6月/
第1回公開研究会開催
7月/
第2回公開研究会開催
2月/
第3回公開研究会開催
2001(平成13)年度
4月/
学校長に東京大学教育学部教授・三浦逸雄が任命される。
11月/
総合教育棟の落成式・祝賀会を行う。
2月/
第4回公開研究会開催(以降年1回の定期開催に)
2002(平成14)年度
7月/
東高記念館が東京高校同窓会より寄贈される。
1月/
入学者選抜(一般)三つ子の双生児枠への応募を可とする。
2003(平成15)年度
4月/
文部科学省より研究開発学校の継続の委嘱をうける。(H15、H16、H17年度)
2月/
第2回全国中高一貫教育研究大会が本校で開催される。
3月/
生徒ラウンジが完成する。
2004(平成16)年度
4月/
国立大学法人東京大学教育学部附属中等教育学校に移行する。学校長に東京大学教育学部教授・汐見稔幸が任命される。
2月/
『生徒が変わる卒業研究~総合学習で育む個々の能力~』(東京書籍)を刊行する。
2005(平成17)年度
4月/
全ての教科・領域に「協働的な学び」を取り入れた実践を始める。
7月/
2年の富士五湖チャレンジウォークを始める。1年の富浦臨海学校を始める。
9月/
全館にエアコンを完備する。
2006(平成18)年度
4月/
学校長に東京大学教育学部教授・衞藤 隆が任命される。
8月/
東京地区国立大附属高校の学校フォーラムを本校で開催する。
9月/
受検生向けの体験授業を始める。生徒募集区域を、90分以内に通学可能な地域とする。
2月/
入学者選抜(推薦)を改定する。(適性検査(作文を含む)・面接)第5回全国中高一貫教育研究大会を本校で開催される。
2007(平成19)年度
5月/
「ぎんなん基金」を創設する。
2月/
入学者選抜(一般)で抽選を廃止する。
2008(平成20)年度
4月/
学校長に東京大学教育学部教授・南風原朝和が任命される。
5月/
附属学校創立60周年記念式典(29日)を行い、記念誌および記念論集、記念出版『学び合いで育つ未来への学力-中高一貫教育の新しいデザイン』(明石書店)を刊行する。
記念歌『われらは未来への架け橋』ができる。
12月/
後期課程編入学試験が行われる。
2009(平成21)年度
4月/
学校教育法改正に伴い、主幹教諭を置く。CALL教室が完成する。
11月/
教育学部創立60周年記念式典(19日)が行われる。
2010(平成22)年度
4月/
学校長に東京大学教育学部教授・今井康雄が任命される。入学者選抜(一般)を改定する。(適性検査Ⅰ、適性検査Ⅱ、実技)
5月/
『学び合いで育つ未来への学力』改訂版(明石書店)を刊行する。
2011(平成23)年度
4月/
「社会に生きる学力形成をめざしたカリキュラム・イノベーションの理論的・実践的研究」(イノベーション科研)の実践の中で、本校を研究フィールドとし、かつ本校教員と連携・協力の下で実施される12の研究プロジェクト及び、学部教員の研究とは独立した、本校独自の研究プロジェクト1つが開始される。(H23、H24、H25年度)
1月/
第26回日本双生児研究学会(28日)が行われる。
2012(平成24)年度
4月/
学校長に東京大学教育学部教授・大桃敏行が任命される。文部科学省委託事業「中高一貫教育における特色ある教育に関する調査研究」が行われる。
7月/
1年群馬宿泊生活(2泊3日)が行われる。体育館グラウンド大規模改修工事を始める。
2013(平成25)年度
5月/
体育館グラウンド大規模改修工事が完了し、式典および祝賀会が行われる。
『ふたごと教育 双生児研究から見える個性』(東京大学出版会)を刊行する。
7月/
1年宿泊行事「東海道ウォーク」を始める。
8月/
文部科学省より「探究的な学習において期待できる成果と学習 評価の汎用的ガイドラインの構築」の調査研究を委託される。(H25、26年度)
10月/
第55回全国国立大学附属学校連盟高等学校部会教育研究会が本校で開催される。
2014(平成26)年度
4月/
学校長に東京大学教育学部教授・小玉重夫が任命される。
6月/
文部科学省委託事業「消費者教育推進のための調査研究事業」「言語活動の充実に関する実践研究」が開始される。
7月/
3年「能登宿泊生活」を始める。
2015(平成27)年度
9月/
全普通教室にプロジェクターが設置される。
2016(平成28)年度
4月/
学校長に東京大学教育学部教授・恒吉僚子が任命される。
文部科学省より「『総合的な学習』と教科学習を、『市民性』『探究』『協働』の視点で見直し結びつけ、そこでの『ディープ・アクティブ・ラーニング』を可能にするカリキュラムの開発と、その指導・評価方法の研究」の研究開発の委嘱を受ける。(4年間の予定)
7月/
5年宿泊行事を「北海道」「大和」「広島」から長崎の「自然」「近代化」「平和」コースに改める。
2017(平成29)年度
4月/
DeAL
教室が完成する。
7月/
3年「若狭里山里海体験」を始める。
8月/
全特別教室にプロジェクターが設置される。
2018(平成30)年度
4月/
学校長に東京大学教育学部教授・勝野正章が任命される。
6月/
附属学校
創立70周年記念式典(1日)が行われる。1年宿泊行事「中山道ウォーク」を始める。
2019(平成31)年度
1月/
東京大学大学院教育学研究科附属学校教育高度化・効果検証センター(CASEER)主催シンポジウム「主体的・探究的な学びの体験が育むライフキャリア-東大附属中等教育学校での学びの実践-」が開催される。
3月/
玄関がオートロック自動ドアに改修される。
2020(令和2)年度
4月/
前期生の制服を自由化する。
10月/
文部科学省のGIGAスクール構想に基づき、前期生にchromebookが支給される。
12月/
推薦選抜を2段階選抜で実施する。
2021(令和3)年度
4月/
文部科学省委託研究「新しい時代の学び環境整備先導的開発事業」に応募し採択される。文化庁委託研究「地域文化倶楽部創設に向けた調査研究」に応募し採択される。
3月/
アート・クロスロード・プロジェクトの一環として、芸術祭を開催する。スクールポリシーを策定した。
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