2026年2月19日
2月12日(木)に、5年生の政治経済の授業で、東京大学の星加良司先生の研究室を訪問。
| 【担当教員より】 5年生の選択授業として開講されている政治経済では、授業での数回の議論を通して、「インクルーシブ教育の実現」という課題に取り組みました。国語科の先生に議論に参加していただいた際、提供していただいた1枚の資料をきっかけに、東京大学教育学研究科のバリアフリー開発研究センターの星加良司先生の研究室を訪問したいということになり、この日に至りました。授業のゼミ長を中心に、担当のレポーターが準備したプログラムをもとに、生徒の疑問や質問が、星加先生に投げかけられました。今年の授業では、生徒が学びながら、率直に考えた個々人の声を、ほぼそのまま社会や研究に携わる人々に問う場が開かれています。 |

| 【生徒の感想】 政治経済の授業では「誰もが学べる制度改革の実現に向けて、どのようなことができるか」というテーマでインクルーシブ教育に触れ続けてきました。授業を通して考案した政策で、どうしても私たち生徒の視点では解決に導けなかった問題を星加先生の意見と共に検討し、今ある状況で、何ができるかを考えさせられる、有意義な時間を過ごさせていただきました。一人ひとりに寄り添う政策を作る中で、日本の教育制度では実現不可能なように感じられたカネやヒト(教師)などのリソース不足問題。そもそも日本の「多くの子どもたちを、少ない教師数で一度に教育する」ことを前提とした教育方針が問題につながっているため、今の状況に単に資源やヒトを追加するだけでは解決が難しいというように、視野が広くなる意見ばかりで、とても楽しく実りのある時間でした! |
2月19日(木)には、「希望学」を研究されている東京大学の玄田有史先生が来校され、生徒たちの議論に一緒に参加しながら、希望と社会の関係についてのお話をしていただきました。
希望は「先が全く見えない状態」と「先が見えてしまっている状態」の中間にあるのではないか。そして、「畏れ」を持って進んでいく姿勢など、視座を揺さぶられるような考え方をユーモラスに語られる玄田先生のお話に、思わず生徒も教員も聞き入ってしまいました。
