2025年2月5日
課題別学習「気仙沼学」選択の3・4年生17名は冬休みに気仙沼に宿泊研修に行って参りました。4月から毎週2時間、授業で気仙沼についての学びを深めてきましたが、いよいよ現地に赴いてこの目で確かめられる貴重な機会を得ることができました。
研修内容はつぎの通りです。
初日:気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館、リアスアーク美術館、唐桑御殿民宿「つなかん」にて、菅野一代さんのお話を伺う。
2日目:気仙沼大島にて、田中浜、みちびき地蔵、古民家小山家訪問、臨時船「ひまわり」保存展示場。安波山、復興祈念公園祈りのセイル、阿部長商店超低温冷蔵庫体験。梅村マルティナKFSによるワークショップ、気仙沼在住卒業生や市民の方との座談会。
3日目:早朝、気仙沼市魚市場見学。その後各自の設定した研究課題に添った自主研修。
東日本大震災をほとんど知らない世代の3・4年生ですが、被災状況を目の当たりにし、語り部の方のお話を伺って言葉を失うほどの衝撃を受けました。一方、今も復興に尽力している方々、震災後のさまざまな問題解決にエネルギーを注ぐ方々の姿を知ることにより、さまざまな学びを深めてくることができました。
天候にも恵まれ、とても充実した3日間を過ごすことができました。はまらいんや!(気仙沼弁で「一緒に仲間に入りましょう」)