2024年10月11日
7月31日から8月1日の1泊2日で、3・4年生の課題別学習「World Sports」の受講生が、授業の一環として山中湖に宿泊研修に行きました。
この宿泊研修の目的としては、「日常生活においてはあまり触れることのできない、水のスポーツと山のスポーツを体験することを通して、スポーツ文化の広がりの可能性について考えること、自らの身体感を磨くことの一助とすること」でした。2日間でSUPやトレッキングなどに取り組みました。
以下、参加した生徒のレポートです。
トレッキング
標高1291mの明神山に登った。山中湖は標高1000mほどなので高低差は300mほどだが、行きはアップダウンが激しい上に傾斜が急だったのでとても体力が奪われた。でも少しずつ休憩をとりながらみんなで登っていくと、空がひらけて頂上に着いた。頂上からは山中湖と富士山が望めて、登ってきたという達成感があった。下は傾斜が急で道が砂利や砂だったため滑りやすく、何度か転びそうになったけど、友達と支え合い、滑らずに降りる方法を探しながら降りたから楽しかった。少し滑ったのもいい思い出だ。
SUP
SUPはStand Up Paddleboardの略で、1960年代にハワイで一部のビーチボーイがカヌーのパドルを使用してサーフィンをしたことが始まり。初めてのSUPで立つとき落ちないか不安だったけど意外とすぐに立つことができた。パドルの使い方や乗り方など丁寧に教えてもらい、初めてだけど楽しめた。山中湖の真ん中で富士山を見ながら風を感じるととても気持ち良かった。自然の中で身体を動かすと心地よい開放感と満足感が味わえると思った。また、お互いにボードをぶつけたりして落としあった時は、落とされて「悔しい」よりも「楽しい」が先に出てきた。海でサーフィンのように乗ったり、SUPの上でヨガをしたりと楽しみ方はたくさんあるのでまたSUP体験をしたい。
私が学んだことは、自然の中でのスポーツの楽しさだ。校庭や体育館、プールでは味わえない山の木々や風、湖の水や太陽などスケールの大きな中で身体を動かすと、また違った感じ方があった。運動はリフレッシュになるけど、自然の中にいるだけでリラックスもできるので、より心身を整えるのに効果的だと感じた。また、自然は偉大なのでその中で私たち同士助け合おうという気持ちがいつもより感じられるから、無意識に協力的になったり互いに声を掛け合ったりするので、そのような雰囲気が楽しさに繋がったのだと思う。