10月21日(木)に2021年度第2回三者協議会が行いました。
第1回zoomを用いたオンラインでの開催でした。
今回は平日の夕方の開催ということもあり、先生・生徒は学校から、
保護者はzoomでの参加というハイブリット形式での開催に挑戦しました。
また、議題に関しては、生徒・保護者・教員から公募を行いました。
その集まった議題のどれを議論するのかを決める際も、生徒・保護者・教員の三者で決めました。
当日話し合った議題は下記の通りです。
①TOFU リノベーション ~理想の学校環境・設備を考えよう~
②アフターコロナの学校づくり ~私たちの日常を考えよう~
話し合いが活発になるように、模造紙と付箋を用いて出た意見を整理したり、
様々な工夫を凝らしながらの実施でした。
以下は生徒会長のコメントです。
三者協議会を運営するにあたって、三者が本音を語り合うことを重視してきました。
今年の東大附属の状態や社会情勢に合わせて、今年の東大附属を構成する三者が当事者としての自覚を持って話し合いをすることは、より良い学校を創っていくために何よりも必要なことです。
昨年度に引き続きコロナ対策の必要があり、三者が学校に集うことができなかったことは非常に残念でした。しかし、ファシリテーター(各班に運営から派遣する雰囲気づくり担当)を務めた生徒たちは戸惑いながらもとても話しやすい雰囲気を作ってくれました。オンラインであることが問題にならないくらい、かなり深く濃い話し合いが行われているのを目の当たりにし、心が打たれました。最初は緊張している様子だった参加者の皆さまも、各グループで積極的にお話しいただいて、終わりにメインルームに戻ってきた際は非常に打ち解けた様子だったのがとても印象的でした。
オンラインの方が参加しやすい方もいらっしゃいますでしょうから、コロナ禍が収束したとしても、多様な参加形式を用意しておくべきだと感じました。
三者協議会というとどこか堅く聞こえますが(そして私のこの文章もとても堅くなってしまいましたが)そう思われている方にこそ、ぜひ、一度参加していただきたいです。
今年度生徒会の任期も残り少なくなって参りまが、三者協議会での皆さまの話し合いを受けて、学校に働きかけていきたいと考えております。
この三者協議会という貴重な機会が、時代に合わせて変化しながらも信念を揺るがすことなく、綿綿と続いていくことを願っています。