Secondary School attached to the Faculty of Education, the University of Tokyo

【1/29講演会】「水中のロマン~水中考古学で紐解く歴史の謎~」

2023年1月29日(日)に、本校大教室で水中考古学者の山舩晃太郎先生による講演会を開催いたします。

 山舩先生は水中文化遺産の3次元測量(3D Recording)と沈没船の復元構築(Ship Reconstruction)を専門とし、世界各国の様々な研究機関から依頼を受け、水中遺跡の発掘調査や学術研究の支援を行っておられます。水中考古学とは何か、どんな研究をしているのか。ロマン溢れる水中考古学の世界についてご紹介いただきます。

 講演の様子は、Zoomでも配信いたします。参加費は無料です。どなたでもご聴講いただけます。

 沢山のお申込みをお待ちしております。

内容:「水中考古学」をテーマとした講演会

 

開催日:2023年1月29日(日)

開催時刻:13:00~14:30

場所:東大附属大教室・Zoom配信

対象:制限無し(校内・校外に限らず、どなたでもご参加いただけます)

定員:東大附属大教室 150名

   Zoom配信 1000名

申し込み期限:2023年1月22日(日)

申し込み方法:下記のリンクよりお申し込みください

       https://reserva.be/geijutsusaitofu2023

       ※外部サイトへ飛びます。


山舩晃太郎 / 水中考古学者・船舶考古学博士(九州大学共同研究員・東京海洋大学非常勤講師)

(合同会社アパラティス 代表)

法政大学文学部史学科を卒業後、船舶考古学における世界最高峰の研究機関であるテキサスA&M大学(Texas A&M University)大学院に留学。同大学院で2012年に修士号を、2016年に博士号を取得。

西洋船(古代・中世・近代)を主たる研究対象とする考古学と歴史学のほか、水中文化遺産の3次元測量(3D Recording)と沈没船の復元構築(Ship Reconstruction)を専門とする。

現在、世界各国の様々な研究機関から依頼を受け、水中遺跡の発掘調査や学術研究の支援を行っている。

HP:https://suichukoukogaku.com

YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCjqpV6tA_Hb1y9_RkbS8dTQ/featured

ーー講師コメントーー

 発掘された人類の足跡、つまり遺跡から歴史の謎を紐解くのが【考古学】という学問です。皆さんは、実は世界中の海の底にも膨大な数の遺跡が眠っている事をご存知でしょうか?

 世界遺産を取り仕切る国連の教育機関UNESCOが出した指標では、世界中の海には100年以上前に沈んだ歴史的価値のある沈没船が300万隻以上あるとしています。この沈没船遺跡を調べることによって、当時の文明間の交易の様子や、当時の最先端の技術を積み込まれて造られた船の遺跡から、その文明の科学技術水準を理解するのが【水中考古学】と呼ばれる学問です。

 今回は私が携わっている地中海の古代船と、カリブ海の大航海時代の沈没船遺跡から、その水中発掘の様子と水中考古学の研究を紹介します。

 海洋ロマン溢れる水中考古学の世界を一緒に楽しみましょう。


※大教室での参加を希望される方、zoom配信での参加を希望される方どちらもお申込みいただきますようお願い致します。

※状況によっては完全オンライン開催、又は延期・中止の可能性がありますのでご承知おきください。

・お問い合わせは、芸術祭実行委員会又は「tofu.artcrossroad@gmail.com」までお願い致します。

・芸術祭実行委員会はインスタグラムでも講演情報を発信しております。ご覧いただけましたら幸いです。

https://www.instagram.com/geijutsusai_tofu/